「メンズエステではどんなトラブルがあるのだろう」
「トラブルを防止する方法は?」
「万が一トラブルに巻き込まれたらどのように対処すればよいだろう」
これからメンズエステで働こうと考えている人や働くことが決まっている人、さらに働いて間もない人たちにとって、メンズエステでのトラブルは大きな不安要素の一つではないだろうか。
キャストが巻き込まれるメンズエステのトラブルは主に、次の4つがある。
どのトラブルも、巻き込まれたキャストへの被害は計り知れない。
更に一度トラブルに巻き込まれることで、その時点の被害だけでなく、最悪の場合妊娠やPTSDなど、キャストであるあなたの人生に大きな影響が出る可能性もある。
そのため、メンズエステで安心して働くためには、できるだけトラブルに巻き込まれないためにも、普段からキャスト自身で、トラブルへの予防策を実践していこう。
予防策を普段から実践しておくことで、トラブルに巻き込まれる可能性を最小限に抑えることができる。
ただし、どれだけキャストがトラブル防止に努めたとしても、完全に止めることはできない。残念だが、ルールを守れない身勝手な客がいる限り、トラブルは付きものだと考えた方が良い。
だからこそ、メンズエステでのトラブルから身を守るには、予防策だけでなく、万が一トラブルに巻き込まれた際の対処法についてもしっかりと把握しておく事が必要だ。
そこでこの記事では次の4つについて、詳しく解説する。
最後までお読みになれば、メンズエステで起こりうるトラブルの種類や予防方法、巻き込まれた際の対処法について詳しく把握し、万が一の事態に備えることができる。
この記事をお読みになったあなたが、安心してメンズエステで働くことができれば幸いだ。
冒頭でもお話した通り、メンズエステでキャストが巻き込まれるトラブルは、主に4つある。
どのトラブルも、メンズエステで働く以上、いつあなたの身に降りかかるか分からない。
それぞれについて詳しく説明していくので、メンズエステで働く際の参考にして欲しい。
メンズエステでは、わいせつ行為が度々起こる。
キャストのサービスに興奮した客が、ルールでは禁止されている「触る・接触する」などの行為に走ってしまうのだ。
具体的には、客がキャストの身体に触ったり、衣服を脱がせたり、無理やりキスをするといった事案が見られる。
直接身体に触れる行為だけでなく、性的刺激を与える卑猥な発言も、わいせつ行為に当たる。あなたが性的な言葉を投げかけられた際は、わいせつ行為を受けたと認識して問題ない。
【わいせつ行為の具体例】
メンズエステの二大トラブルの一つが、本番強要だ。
メンズエステではサービス中に、客が性交を強要してくるという事態が良く起こる。
特に、まだ業界のことをよく知らない新人を狙った本番強要が多く、「メンズエステでは本番をするのは当たり前」などと言いくるめようとする。頑張って業界に慣れようとする新人の気持ちに漬け込んだ、卑劣な行為だ。
本番強要を迫る客は、「あわよくば本番をしたい」と軽い気持ちで誘うことがほとんどだが、最悪の場合、力づくで本番を強要される場合もあるので注意しなければならない。
【本番強要を迫る客が使う文句の具体例】
メンズエステの二大トラブルのもう一つが、盗撮である。
客はあの手この手でカメラを仕込み、キャストのサービス中の姿を盗撮する。
最近は機械技術が進化してきているので、盗撮カメラの種類が豊富だ。例えば車のキーレスやミントケースなど、「こんな物にもカメラが仕込まれているなんて想像できない」と驚くような小型カメラが流通している。
盗撮動画は客自身が楽しむだけの場合もあるが、SNSに投稿したりライブ配信、第三者に販売するなど、悪質な客も存在する。
【盗撮の具体例】
マンション型・派遣型のメンズエステでよく起こるトラブルが、客によるストーカー行為だ。
マンション型・派遣型ではキャストが自分で現地に向かい帰宅するため、客に後をつけられやすく、ストーカーされることが起きやすい。
自宅を突き止められてしまうと、日常生活を安心して送ることは困難だ。執拗なストーカーの場合、実家や本業の職場まで知られてしまうケースもある。
特に、身体的接触があるメンズエステに来る客は、女性との交友関係が少ない場合が多く、キャストに対し「自分にはこの子しかいない」と間違った感情を持ってしまうことが多い。
そのため、ストーカーを放置しておくとどんどん異常な感情が膨らんでしまい、最悪の場合には命の危険も脅かされることになるのだ。
少しでもストーカーをされているような感じを受けたら、大事になる前にスタッフに相談してすぐに対応することが重要だ。
【ストーカーの具体例】
メンズエステでトラブルに巻き込まれないためには、日頃からキャスト自身が予防のための対策を実践しておくことも必要になる。
メンズエステのトラブル予防策は、具体的には次の通りだ。
これらは、あなたがメンズエステでトラブルに巻き込まれないために必ず実践していただきたいことである。詳しい方法を解説していくので、ぜひ参考にして欲しい。
わいせつ行為を防止するためには、少しの行為や冗談にも乗らないことが重要だ
なぜなら、客はキャストの反応を見ながら少しずつ行動をエスカレートさせていく。最初は冗談っぽくほのめかし、キャストが嫌がっていないと感じたら、接触を試みてくるのだ。
そのため、「〇〇ちゃんの胸、触ってみたいな〜」などと軽い冗談のように言われても、少しでもその気があるような素振りを見せてはならない。
とは言え、メンズエステが客相手のサービス業である以上、キャスト側も客に対する気遣いがあるだろう。
あなたが、
「客も冗談かもしれないから笑って受け流そう」
「ノリが悪いと思われたら失礼かもしれない」
「厳しい態度をとって不快な思いをさせたら仕事がなくなるかもしれない」
などと不安に感じてしまうのは当然のことだ。
しかし、メンズエステでわいせつな行為をしてはいけないことは、客も事前に説明を受けているはずだ。ルールを破っているのは客なので、キャスト側が気を遣う必要は一切ない。
場合によってはボイスレコーダーを常備しておき、わいせつ行為を受けた証拠を残すことも良いだろう。
本番強要を防止するために重要なのは、客の誘いを断固とした態度で拒否することである。
最初の冗談交りの誘いの段階で性交できる可能性が全くないと感じれば、大抵の客はその先の行為に進まない。
本番の誘いがあったら、ハッキリと「店のルールでも法律上でも、本番をすることはできない」と伝えよう。
「お店にバレたら高額な違約金を支払わなきゃいけない」
「警察や弁護士にお世話にならなければいけなくなりますよ」
など、もし本番強要を迫られたら返答するフレーズをあらかじめ決めておいても良いだろう。
それでも食い下がってくるような客には、一旦サービスを中止し、男性スタッフに連絡して対応してもらう必要がある。
間違っても、適当に受け流せるだろうなどと楽観視してはいけない。しつこく本番を強要してくる客は、正常な判断ができなくなっている可能性があるため、最悪の場合、力ずくや避妊なしの性交を押し付けられる可能性も十分にあるのだ。
客の本番強要は、キャストの心身を傷つける。被害に遭わないためにも、毅然とした態度で予防しておこう。
例え客に「追加でお金を払うから」と言われて個人的な別サービスを依頼されたり、性的行為を誘われたりしても、決して受け入れてはいけない。
なぜなら、風俗店に在籍するキャストが、お店を通さずに客から金銭を受け取ってサービスをすることを「裏引き」と言い、裏引きはキャストと客、両方が罪に問われる行為だからである。
課される罪名と刑罰は、具体的には次の通りだ。
このように、裏引きはれっきとした犯罪だ。
さらにサービスの枠を越えて性行為を行った場合は、あなたの働く店舗の経営者が売春防止法違反で逮捕される場合がある。そうなると、あなたの勤務先がなくなってしまうのだ。
「お小遣いがもらえるなら一度くらい良いか」などと軽い気持ちで裏引きを行ってしまうと、人生を棒に振ることになりかねないので注意して欲しい。
裏引きについての詳細は、以下の記事も参照して欲しい。
メンズエステでの盗撮を防止する方法は、盗撮の手口をキャスト側が事前に把握しておくことである。
盗撮の手口を知っておけば客の怪しい行動にすぐ気づくことができ、盗撮を未然に防ぐことができるからだ。
盗撮の手口で知っておくべきことは、次の2つだ。
盗撮をしようとしている客の行動を知り、盗撮に使用する道具などを覚えておくことで、実際に盗撮されそうな時の対策をすることができる。
また、近年は「一見盗撮の道具に見えない」ような盗撮グッズも増えている。客に盗撮されないためにも、手口についてしっかり頭に入れておこう。
盗撮をしようとする客の行動には特徴が見られる。具体的には次の表にまとめた6つの行動である。
このように、盗撮をしようとする客は、盗撮がキャストにバレないように周囲や持ち物を異常に気にする傾向がある。
少しでも当てはまる場合は、盗撮される危険があることを覚えておこう。
次に、盗撮の手口を知るために、盗撮に使われやすい道具を覚えておこう。
なぜなら、あらかじめ盗撮に使われやすい道具を知っておくことで「この道具は怪しい」と危機察知ができるからだ。
今回は、特に使われやすい盗撮カメラを12種類紹介する。次の表をご覧いただきたい。
これらを事前に把握しておき、少しでも怪しいと感じたらサービスを中止するか、然るべき方法で対処しなければならない。
盗撮された場合の対処法については「3. 絶対泣き寝入りしない!メンズエステのトラブルへの対処法」で説明するので、そちらもぜひ確認していただきたい。
また、メンズエステでの盗撮対処法については、以下の記事を参照して欲しい。
メンズエステのストーカーを防止するには、2つの方法がある。具体的には、次の通りだ。
メンズエステでストーカー被害に遭うのは、マンション型と派遣型のメンズエステがほとんどだ。なぜなら、マンション型と派遣型ではキャストが一人でマンションに向い、サービスを行った後も一人で帰宅するというシステムだからである。
キャストが一人で帰るとなると、後をつけられやすい。そのため、メンズエステで働く際は、できるだけ男性スタッフが常駐している店舗型を選ぶようにしたい。
すでにマンション型・派遣型で働いている人は、直接自宅に帰らないようにすることでストーカーに自宅がバレることを避けられる。
具体的には、事務所に寄ってから自宅に戻るようにしたり、店や飲食店など店舗に寄り道して帰る方法がおすすめだ
また、帰り道は絶対に一人にならないようにする必要があるため、必ずタクシーを使って帰宅するようにしよう。
ストーカー被害に遭わないために、ストーカーになりやすい客の特徴を知っておこう。どのようなタイプがストーカーになりやすいかを知っておくことで、当てはまる客に対して注意深く接することができるからだ。
ストーカーになりやすい客のタイプは、次の6つだ。
これらのポイントが当てはまっているからと言って必ずしもストーカーになるわけではないが、潜在的にストーカーになりやすい気質を秘めていることになる。
特に複数のポイントが当てはまっている場合は客の言動を注意深く観察し、少しでも変だと感じたらスタッフに相談しておくと良いだろう。
ストーカー対策についての詳細は、以下の記事も参照して欲しい。
どんなにキャストが注意していても、メンズエステでのトラブルを100%回避することは難しい。なぜならメンズエステのトラブルはキャスト自身に原因はなく、客の身勝手によって引き起こされることがほとんどだからだ。
そこで、万が一トラブルに巻き込まれた際にどう行動すれば良いのかという対処法を、普段から把握しておくことが重要だ。
対処法について、メンズエステのトラブル別に詳しく説明していく。トラブルに巻き込まれても、「自分に隙があったからだ」「店に迷惑をかけたくない」などと考え、決して泣き寝入りしてはいけない。
被害者はあなたなのだ。これから説明するトラブル別の対処法をよく読み、毅然とした態度でトラブルに立ち向かって欲しい。
メンズエステで客からわいせつ行為を受けた場合は、基本的に次の3STEPで行動しよう。
具体的な行動についてSTEPごとに詳しく説明していくので、ぜひ参考にして欲しい。
客からわいせつ行為を受けたら、まずは店に連絡して報告しよう。店と相談して被害届を出すかどうかを決めることになる。
ただ、わいせつにも程度の幅がある。例えば臀部を軽くボディタッチされた程度でキャスト自身が「警察に言うほどではない」「初犯だから」と事実を明るみにしたくない場合もあるだろう。
その場合は店に相談して、男性スタッフから厳重注意をしてもらうという方法も効果的だ。
とは言え、わいせつをするような客を甘やかすと、行為がエスカレートしてしまうことは言うまでもない。厳重注意は1回のみで、次回からは必ず警察に被害届を提出することをきつく伝えることが重要になる。
店と相談して加害者に然るべき罰を与えるべきだと判断したら、警察に被害届を提出しよう。
メンズエステでのわいせつ行為は、状況や証拠によっては「強制わいせつ罪」が成立する。
※わいせつな行為を受けた相手が13歳以上の場合
わいせつはれっきとした犯罪なので、被害届を提出すれば法の下でしっかりと裁いてもらうことができるのだ。
被害届を提出したら、同時に弁護士にも相談しよう。なぜなら告訴を進めていくにあたり、法的な手続きが発生した場合は弁護士に任せた方が正確でスムーズだからだ。
加害者の中には、強制わいせつ罪で逮捕となると社会生活に大きな影響が出ることを恐れ、示談交渉を打診してくる場合もある。
相手が提示する金額を鵜呑みにしてしまうと、本来あなたが受け取れるはずの金額よりも少ない可能性がある。
適切な金額を受け取るためにも、強制わいせつ罪における示談交渉の経験が豊富な弁護士に依頼して進めていこう。
メンズエステで本番強要のトラブルに遭ってしまった場合は、まずは心を落ち着かせ、次の4STEPで行動しよう。
先ほど説明したわいせつ罪との違いは、「【STEP2】婦人科を受診する」という点である。
それぞれの具体的な行動について、さらに詳しく解説していく。
本番強要の被害に遭った場合、まずは店に連絡することが重要だ。
店に連絡をして事態を報告すれば、スタッフが駆けつけてくれたり、店側で客の名前や電話番号などを再度チェックするなど、対応をとってくれるだろう。
店に連絡した後は、被害を受けてから24時間以内にできるだけ早く婦人科に行こう。
本番強要をされた後に望まない妊娠を避けるため、緊急避妊薬を服用する必要があるからだ。
緊急避妊薬は、行為後に避妊できる唯一の方法だが、ほとんどの薬が24時間以内に服用しなければ効果が出ない。しかも、24時間以内ならいつでも効果が同じではなく、できるだけ早く服用した方が避妊効果が高まるのだ。
また、あなたの身体が、性病や怪我で傷ついていたら、診断書を貰い証拠にする必要がある。
婦人科を受診する際はシャワーなどを浴びずに、被害を受けた身体の状態で婦人科を受診しよう。加害者の体液や被害者であるキャストの身体の状態が、本番強要の重要な証拠となる
婦人科を受診した後は、警察に被害届と証拠を提出しよう。
本番強要で加害者に課されるのは、次の3つの罪名と刑罰である。
このように、本番強要をした客には、法の下で然るべき処罰を与えることができる。
警察に被害届を提出したら、弁護士にも相談しよう
なぜなら、告訴をするには十分な証拠と告訴状が必要で、告訴状を作成するには法律の知識が必要だからだ。
証拠が十分でないと判断される場合は、弁護士が被害者の代わりに調査したり集めたりすることができる
メンズエステでの本番強要についての対処法をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参照して欲しい。
メンズエステで盗撮のトラブルに巻き込まれたら、次の3STEPで行動しよう。
それぞれのSTEPごとの行動について、詳しく説明していく。
まずは盗撮カメラを確保して、トイレなど鍵がかけられる個室から店に連絡しよう。すぐに店に連絡すれば、男性スタッフが駆けつけてくれることが多い。
盗撮のトラブルの対処法では、盗撮カメラを押さえることが重要である。
証拠がなければ、当然客は「やってない」と言い逃れをする。被害届を出しても盗撮のデータがなければ証拠不十分だとされてしまうケースも多い。
ただ、盗撮カメラをあなたが見つけたことが客にバレたら、客が逆上するだろう。客にとっては盗撮が通報されれば社会生活を棒に振ることにもなりかねないため、暴力などで抵抗してくる可能性もある。
そのため、盗撮カメラを押収したらすぐに鍵をかけられる個室に入って鍵をかけ、店と警察に連絡することが望ましい。店のスタッフが駆けつけて、客が盗撮を認めるまで、客を帰さないようにアンケートを書かせるなどして粘ろう。
店のスタッフに連絡した後は、警察に通報して被害届を提出する。
盗撮で加害者に課されるのは、次の3つのうちいずれかの罪名だ。
店舗で勤務する場合は、通常迷惑条例違反に該当する。客の自宅へ出張する場合だと、軽犯罪法違反が適用されることがある。
あなたを盗撮した画像や動画をWeb上に流したり、販売したりした場合はわいせつ電磁的記録送信分布罪等に該当し、重い刑罰を受けることになる。
風俗での盗撮の逮捕事例については、以下の記事を参照して欲しい。
警察に通報した後は弁護士に相談しよう。
盗撮を告訴したい場合は、弁護士に相談すればスムーズに告訴することができる。
証拠になるものやスムーズな手続きを行うだけでなく、客の盗撮の悪質性(常習犯など)やあなたの状況に応じて、示談になった場合でも、あなたが受け取るべき適切な金額を相手に支払わせることができる。
メンズエステでストーカーのトラブルに遭った場合、次の4STEPで行動する。
具体的な行動について、STEPごとに説明するので参考にしていただきたい。
自分がストーカーされていると感じたら、どんな些細なことでもまずは店に相談しよう。まだ行動がエスカレートしていない段階であれば、店からの注意で事が済む可能性もあるからだ。
ただ、すでにストーカー行為が大きくなってしまっている場合は、注意だけでは収まらない可能性が高い。その場合はできるだけ早く警察に相談して、あなたの身の安全を確保して欲しい。
警察に相談することを決めたのなら、ストーカーされている証拠をできるだけ多く集めたい。
警察に相談する際は、証拠があった方が有利に働く。
そのため、つきまといや監視、SNSの書き込み、メールや電話などの証拠は確実に揃えておこう。
インターネット掲示板での誹謗中傷や個人情報、SNSへの書き込みは、スクリーンショットを取ることで証拠になる。忘れずに行おう。
ストーカーの証拠集めと同時進行で、警察にも相談に行き被害届を提出しよう。なぜなら、できるだけ早く警察に動いてもらい、身の安全を確保することが必要だからだ。
警察は証拠がないと動いてくれないため、「こんなものは証拠にはならないな」と自分で判断したりせずに、どんな小さな証拠でも警察に提出しておこう。
また、被害を受けた日にちや場所、該当行為は日記などにメモしておくと、なお良い。
警察に被害届を出したら弁護士にも相談しよう。
弁護士なら、告訴や警察に対する支援要請などの、法的な手続きをスムーズに進められるからだ。
通常のストーカーへの対処はもちろん、弁護士の場合はインターネットやSNSの書き込みを元に、情報開示請求を実施し、書き込みを行なった人間を特定することができる。
その上で、弁護士はストーカーを特定する情報収集のサポートや、警察への付き添いも行ってくれる。ストーカー犯に逆上されるのを恐れて警察に行けない場合は、弁護士に付き添ってもらえると安心だ。
メンズエステで客とトラブルになったら、トラブルの種類に関わらず、弁護士に相談しよう。その理由は、次の2つだ。
それぞれについて、詳しく説明していこう。
メンズエステのトラブルを弁護士に相談すべき理由の1つは、弁護士なら法的措置をスムーズに進められるからだ。
メンズエステでのトラブルを公にしたくないからと自分一人で戦おうとする人もいるが、ただでさえトラブルに遭って心身に大きな負担がかかっている状況で、書類の作成や告訴の手続き、証拠集めなどを行うのは容易なことではない。
しかも、告訴をするとなると法的な知識や対応が必要になるため、法律を調べたり、何度も修正しながら書類を作成することになるだろう。
弁護士に相談すれば、あなたは自分の心と身体のケアを最優先にしながら、弁護士と一緒にトラブルに立ち向かうことができる。
証拠が不十分でも、弁護士がいれば告訴のために動くことができる。
警察は、基本的に証拠が十分でなければ動いてくれないことが多い。一方弁護士は、警察を動かすためにあらゆる方法でトラブルの証拠を集めることができ、あなたの安心のために一緒に戦ってくれるのだ。
メンズエステのトラブルに巻き込まれたら、あなた自身のためはもちろん、同僚や同業者が同じような被害に遭わないためにも、加害者に然るべき処罰を与え、罪を償ってもらう必要がある。
そのために、弁護士に相談し、スムーズかつ確実に解決できるように依頼することがおすすめだ。
先ほど、メンズエステのトラブルは弁護士に相談する事が望ましいことを説明した。
だが、弁護士と言っても専門分野がさまざまで、経験が極めて少ない分野の案件を相談されても時間がかかってしまう可能性が高い。そのため、メンズエステのトラブルは風俗業界での経験が豊富な弁護士に依頼して、スムーズな解決を目指そう。
弊所はナイトビジネス専門の弁護士事務所で、これまでに1000件以上の風俗業界の問題を解決してきた。
もちろん、メンズエステのトラブルに関しても多数解決してきており、本記事で説明したわいせつ行為や本番強要、盗撮、ストーカーに関する事案も担当している。
メンズエステのトラブルでお悩みの場合は、ぜひ弊所にご相談いただきたい。弊所があなたのお役に立てる理由は次の4つだ。
弊所には女性スタッフが常駐しているため、盗撮やレイプという繊細な相談内容でも安心して話していただける
相談はもちろん、男性弁護士への相談時の付き添いや警察への同行も可能だ。
メンズエステで盗撮やレイプ、ストーカーなどのトラブルに遭ってしまった場合、男性に対する恐怖心や嫌悪感が非常に大きいだろう。そのような状態で無理に男性と話すべきではない。被害者であるあなたの心にこれ以上負担をかける必要はないのだ。
弊所なら、「女性スタッフに対応して欲しい」という女性の気持ちに寄り添った対応が可能だ。
風俗トラブルに強い弊所にご相談いただくことで、スピーディーかつ確実に、加害者に法的措置をとることが可能だ。
先ほども説明した通り弊所はナイトビジネス専門の弁護士事務所であり、風俗事案に関して1,000件以上の実績がある。そのため、風俗業界のトラブルを知り尽くしており、対処法についても全面的に任せていただきたい。
弊所では風俗業界のトラブルに対し、持てる限りの力を使い全力で立ち向かう。風俗業界のトラブルは特に早期解決が望まれるからこそ、時には現場に駆けつけることもいとわない。
実際に、弊所が解決した事例を一部紹介する。
【ケース1】風俗店の本番トラブル
【ケース2】風俗店の盗撮トラブル
「電話では話しづらい」「自分のタイミングで気軽に相談したい」という方におすすめなのがLINE相談だ。
LINEなら、自分のタイミングで相談を投げかけて、自分のタイミングで回答を見ることができる。
また、メールのように文面を熟考しなくても良いので、弁護士相手だと思わずに友達や同僚に話すような気持ちで、些細なことでも相談して欲しい。
弊所では、24時間相談を受け付けている。
メンズエステで働いているあなたは、勤務時間が不規則なことも多いだろう。早朝でも深夜でも、我々はいつでもあなたのご相談に対応できる。
メンズエステのトラブルについて、キャストが巻き込まれやすいトラブルの種類や予防法、対処法について説明してきた。
最後にこの記事をまとめよう。
◎メンズエステでキャストが巻き込まれるトラブルは4つ
1.わいせつ行為(抜きの要求など)
2.本番強要
3.盗撮
4.ストーカー
◎メンズエステでトラブルに巻き込まれないための予防法
1.わいせつ行為/軽い冗談も許さない態度で接する
2.本番強要/客の誘いには毅然とした態度を貫く
3.盗撮/手口を把握しておく
4.ストーカー/マンション・派遣型の勤務は避ける、直接自宅に帰らない
◎メンズエステのトラブルへの対処法
1.わいせつ行為の場合
2.本番強要の場合
3.盗撮の場合
4.ストーカーの場合
◎メンズエステでトラブルに巻き込まれたら弁護士に相談するのがおすすめ
以上になる。
メンズエステでのトラブルについて巻き込まれやすいトラブルの種類を知り、予防法や対処法を把握しておくことは、あなたの身の安全を守るために非常に重要なことだ。
この記事をお読みになったあなたが、これから安心してメンズエステで働けることを願っている。
なお、メンズエステ経営者やキャストが風営法違反で逮捕・摘発されるかについて、以下の記事も参照して欲しい。