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メンズエステの美人局が増加中!恐喝からあなたを守る5つの対処法

弁護士 若林翔 2025/04/26更新

メンズエステ 美人局

最近、メンズエステを利用した男性が「美人局(つつもたせ)」の恐喝被害に遭うケースが急増している。美人局とは、「キャストに触った」「規約違反をした」などと言いがかりをつけて法外な金額を要求する犯罪行為だ。

このような被害に遭うと、法外な慰謝料を要求されたり、家族や職場にバラすと脅されたりして、精神的にも金銭的にも大きな負担を強いられる。さらに、放置していると逮捕されるリスクすらあるのだ。

本記事では、メンズエステでの美人局の実態や手口、遭遇したときの正しい対処法、そして解決するための相談先について詳しく解説する。美人局に巻き込まれたときの対応方法を知ることで、自分を守るための知識を身につけてほしい。

本記事で分かること

■ メンズエステでの美人局(つつもたせ)の実態と手口
■ 美人局による恐喝にあったときの正しい対処法
■ トラブル解決のための相談先と弁護士選びのポイント

メンズエステの美人局の手口と実態とは?

最近、メンズエステを利用した男性が美人局の被害にあうケースが急増している。
美人局とは、施術中に発生した「性的接触」「規約違反」などを理由に法外な金額を要求する手口だ。
キャストから性的サービスを誘ってきて、その場の雰囲気に流されてしまうと、後から高額な金額を請求される羽目になる。実際にこんな事件が起きている。

■「触ったら100万円」の誓約書、違反客に恐喝容疑 エステ店摘発

保安課によると、男らは東京都港区内のマンションの一室で、男性客に「触ったらダメですよ。規約に禁止って書いてあるよね。お客さんも警察に捕まるよ」などと脅し、今年5~8月に20~40代の客4人からそれぞれ現金2万~101万円、計117万3千円を脅し取った疑いなどがある。全員容疑を否認しているという。
店では客が紙パンツ1枚をはいただけの格好になり、水着姿の女性従業員に密着されながらサービスを受けていた。客は事前に「セラピストへのタッチ禁止」「違反行為は100万円請求」といった内容の誓約書にサインしていたが、従業員の体に触ったところ男らが押しかけてきたという。
(引用:朝日新聞

■エステ店で「美人局」、9人逮捕 性的サービス後、「罰金」恐喝―警視庁

「体に触れるなど女の子が嫌がる行為をしたら罰金200万円を払います」などと書かれた誓約書にサインさせた上で、個室で女性従業員に性的サービスを持ち掛けさせていた。

その気になった客が応じると、連絡を受けた●●容疑者らが部屋に乗り込むなどして恐喝。監禁、暴行をしたり、消費者金融に連れて行ったりして、「罰金」を払うように強要していた。支払いを求め、警察を呼んだケースもあったほか、自宅前で待ち伏せされた被害者もいたという。
(引用:時事通信

全て、架空の事例ではなく、メンズエステで実際に発生した美人局事件だ。
弊所グラディアトル法律事務所でも、メンズエステを利用した男性からご相談をいただき、美人局だったケースは少なくない
メンズエステ利用者であれば、いつターゲットにされてもおかしくないのだ。だからこそ、「自分は大丈夫」などと思わず、慎重な行動を心がけてほしい。

メンズエステで美人局・恐喝にあったときの正しい対処法5つ

では、メンズエステで美人局に遭遇してしまったとき、あなたはどう対応すべきだろうか。
恐喝にあったときの具体的な対処法を5つ紹介する。

メンズエステの美人局・恐喝対処法

その場で慰謝料・罰金を支払わない

どれだけ焦っていても、その場で慰謝料や罰金を払うのは絶対にやめてほしい。なぜなら、一度でも支払ったお金を取り返すのは非常に難しいからだ。

そもそも、美人局は組織的な恐喝・犯罪行為である。
メンズエステ店に言われるがままに、慰謝料・罰金を支払う必要などない。相手はあなたの弱みに付け込んで、法外な金額を要求しているだけなのだ。

とはいえ、支払いを拒んだとき、「帰らせてもらえないんじゃないか」と不安になる人もいるだろう。この点についても説明しておく。
前提として、あなたに「非があったか・なかったか」に関わらず、相手があなたをその場に拘束する権利は一切ない。もし無理に引き留めたり、出口を塞いだり、ドアに鍵をかけたりしたら、監禁罪や逮捕監禁致傷罪になる可能性があるのだ。

ただ、現実的には「店のルールです」「支払うまで帰れない」などと引き止められるケースもあるだろう。そんなときは、スマホで録音をオンにし、会話の中で「帰してくれないんですか?」「恐喝ですよね?」などの言葉をあえて残すといい。また、「トイレに行きたい」「外で電話する」など、いったん場を切る言い訳を使うのも有効だ。こうした対応が、すぐに抜け出すための現実的な選択になる。

示談書・覚書などにサインしない

美人局の手口として、「サインすれば警察には言わない」などと示談書や覚書を差し出してくることがある。この書類にサインすると、後々不利な証拠となってしまう可能性があるので注意して欲しい。

「(触っていないのに)触ったことを認める」「(法外な)慰謝料を支払う約束をする」などの内容に署名することで、あなたが認めたものとして扱われるリスクがあるのだ。
さらに、示談書の内容によっては、せっかくお金を支払っても解決しない可能性もある。必要な条項(清算条項)を設けていないと、色々な理由を付けられて、繰り返し請求されるリスクがあるからだ。

どんなに急かされても、「警察に連絡する」「弁護士に相談する」などと伝え、絶対にサインせずその場を離れて欲しい。

恐喝されたときの、会話をスマホで録音しておく

メンズエステで恐喝されたときは、スマホの録音機能を使って会話を記録しておいてほしい。録音が「脅迫を受けた」という客観的な証拠になり、あとから警察や弁護士が介入する際に非常に役立つからだ。
たとえば、「金を払わなければ家族にバラす」「支払わないと、被害届を出すぞ」といった発言は、「恐喝罪」に該当する可能性がある。録音されていれば、相手が言い逃れをするのは難しくなるだろう。

(恐喝)第二百四十九条
人を恐喝して財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。
2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

さらに、録音には心理的な牽制効果もある。「このやりとり、録音されてるかも」と相手が意識することで、強引な要求や暴力を控える効果が期待できるからだ。

ただし、注意点もある。刑事事件の場合、録音方法によっては「違法収集証拠」とされて、証拠能力が認められない可能性があるのだ。

とはいえ、自分の身を守るために、恐喝を記録する行為は、通常は問題にならない。スマホの「ボイスレコーダー」などを使って録音し、後で弁護士に相談して使い方を判断してもらおう。

怪我の跡をカメラで撮影し、病院で診断書を取っておく

もし、相手とのやりとりの中で暴力を受けた、あるいは身体に触れられて痛みや痕が残った場合は、すぐにスマホで撮影し、病院で診断書を取ってほしい。診断書は「脅迫行為があったこと」を示す確かな証拠になる。

たとえば、相手が「何もしていない」と言い張っても、怪我の写真や診断書があれば、あなたが被害にあったことを立証できる。また、後から警察に被害届を出すときも、医師の診断があるかどうかで対応が変わることがある。弁護士が介入するときも非常に有効な交渉材料となる。

ポイントは、「あとから病院へ行こう」と思わないことだ。傷は時間とともに消えていく。だからこそ、「少し赤くなってるだけかも」「軽い打ち身だから大丈夫」と思っても、すぐに証拠として残すための行動をとってほしい。
怪我の写真も、日付と時間が分かるように撮影し、可能であれば複数の角度から撮っておくと良い。この証拠が、あなたが被害者であることを証明する重要な手がかりになるのだ。

警察や弁護士に相談する

メンズエステでトラブルに巻き込まれたとき、「他人にバレたくない」「自分でなんとかしたい」という気持ちは、誰にでもある。しかし、一人で抱え込むのはNGだ。できるだけ早い段階で警察や弁護士に相談して欲しい。
美人局のようなケースでは、「一人で解決しようとした」ことで、最悪の結果を招くパターンが本当に多い。
たとえば、相手の口車に乗せられてお金を払ってしまったり、重圧に負けてサインしてしまったりすることで、後戻りできなくなる人は少なくないのだ。だからこそ、すぐに警察や弁護士に相談して欲しい。

ただし、ここで注意してほしいのは、中には被害にあった男性客自身が法的責任を問われるケースもあるということだ。では、具体的にどう動くべきか、警察と弁護士のどちらに相談すべきかについては、次の章で詳しく解説していく。

メンズエステの美人局で恐喝されたときの相談先

メンズエステの美人局で恐喝されたとき、どこに相談すべきかは状況によって異なる。施術中の行動や事実関係によって、最適な相談先は変わってくるのだ。
あなたの状況別に、警察と弁護士のどちらに相談するべきかを説明する。

メンズエステの美人局被害相談先

全く触っていないなら、「警察」に相談する

相手にまったく触っていない、お店のルールも守った、そう断言できるなら、まず警察に相談するべきだ。恐喝や脅迫といった犯罪行為があれば、警察が動いてくれる可能性は高い。

警察への相談を考えるべきケース
・キャストの身体に、一切触れていない
・お店のルールを守って利用している
・サービス外の行為(キスやお触り)を要求していない
・盗撮、本番行為などをしていない

警察に相談するときは、事実関係をありのままに伝え、証拠となる録音データや写真などがあれば提出しよう。
ただし、警察に相談しても、慰謝料などの民事的な問題には基本的に介入してくれないという面もある。たとえば、「示談金の金額が不当だ」「お金を返してほしい」というケースは、「民事不介入」として扱われる可能性が高い。警察が動くのは、あくまでも「脅迫・暴行」といった犯罪行為が認められた場合だけなのだ。

※関連コラム「不同意性交等罪の成立要件と冤罪を避けるための証拠6選を弁護士が解説」 

心当たりがあるなら、「弁護士」に相談する

「女性から誘ってきたが、サービス外行為(本番など)をしてしまったことは事実だ…」

このようなケースでは、まず弁護士に相談してほしい。
メンズエステでこれらの行為をすると、「不同意わいせつ罪・不同意性交等罪」が成立する可能性があるからだ。あなたは「女性から誘ってきた」と思っているかもしれないが、それだけでは十分ではない。

たとえば、
・「キスはしたけど、本番は嫌だった」
・「誘ってなどいない」
・「怖くて拒めなかった」
などと相手が主張すれば、「同意はなかった」と認定されるリスクがある。

こうなると、逆にあなたの法的責任が問われることになる。逮捕される危険すらあるだろう。だからこそ、警察に行く前に、弁護士に相談して状況を整理し、どう動くべきかを見極めることが必要なのだ。
少しでも心当たりがあるなら、迷わず弁護士に相談してほしい。

※関連コラム「メンズエステで客が逮捕される3つのケースと逮捕を回避する行動まとめ」

※関連コラム「不同意性交等罪により美人局が増加!?その手口や対策を徹底解説」

※関連コラム「「不同意性交等罪は今すぐ弁護士に依頼するべき!選び方と費用も解説」」

※関連コラム「不同意わいせつ罪の逮捕率は約59%!逮捕のリスクや回避方法を解説」 

メンズエステの美人局による恐喝は放置すると危険

「時間が解決してくれる」「無視していれば諦めるだろう」と考えて放置するのは危険だ。
美人局による恐喝を放置すると、最悪、逮捕されたり、家族や職場に連絡される可能性がある。

メンズエステの美人局を放置するリスク

逮捕される可能性がある

メンズエステの美人局を放置すると、最悪の場合、あなた自身が逮捕される危険がある。
事実がどうであれ、相手が「無理やり触られた」「嫌だと言ったのに無視された」と主張して被害届を提出すれば、警察が動きだす可能性があるのだ。

もちろん、すべてが逮捕につながるわけではない。しかし、警察が女性から話を聞いた結果、事情聴取や書類送検、さらには逮捕という流れに発展することは実際にある。
万が一逮捕されると、最大72時間、外部との連絡は一切取れなくなる。その間に、会社に連絡が入ったり、実名で報道されるリスクもあるだろう。さらに、その後の10日間の勾留が認められれば、合計で約2週間も自由を奪われることになる。

何も対処しなければ、思わぬ方向に事態が進んでしまう可能性があるのだ。
だからこそ、美人局に遭遇したら、すぐに弁護士に相談し、すぐに対策を講じることが必要だ。

メンズエステの美人局で逮捕されたときの流れ

家族や職場に連絡される

メンズエステのトラブルで最も避けたい事態の一つが、家族や職場に知られてしまうことだろう。そして、美人局のような恐喝では、まさにこの「知られたくない気持ち」を狙って揺さぶってくる。

たとえ、あなたに全く落ち度がなかったとしても、「メンズエステを利用した」という事実を知られたくないと感じる人は多いだろう。相手は、その心理をよく理解している。だからこそ、「自宅に電話する」「会社に内容証明を送る」といった言葉で不安を煽り、支払いを迫ってくるのだ。特に注意してほしいのが、以下のような状況だ。

・身分証を見せた、撮影された
・フルネームを教えてしまっている
・キャストに勤務先を話している

さらに、予約時の電話番号からだけでも、探偵業者や弁護士を通じて、あなたの住所を特定されてしまうリスクもある。住所が知られてしまえば、自宅へ押しかけてきたり、支払い督促が届いて家族にバレてしまう可能性があるだろう。
少しでも危険を感じたら、できるだけ早く弁護士に相談して、被害を最小限におさえる行動をとってほしい。

メンズエステの美人局で恐喝されたとき、弁護士へ相談する6つのメリット

美人局によるトラブルは、素人の対応では解決が難しい。
だからこそ、専門家である弁護士に相談することが重要だ。弁護士に依頼すれば、トラブルを効果的かつスピーディに解決できる可能性が高まる。
ここでは、弁護士に相談する6つの大きなメリットを説明する。

メンズエステの美人局を弁護士へ相談するメリット

逮捕・刑事事件化を防げる

弁護士に相談する最大のメリットは、逮捕や刑事事件化を防げることだ。
美人局トラブルでは、実際に触れていなくても、相手の申告だけで警察が動くことがある。「相手から誘ってきた」ケースでも、「無理やりだった」と言われれば、「不同意わいせつ罪」で逮捕される可能性があるのだ。
「被害届を出すぞ」という発言が脅しではなく、本当に警察を呼ばれるケースも少なくない。

とはいえ、こうしたケースでも、被害者と示談が成立すれば、原則として刑事事件には進まない。弁護士に相談すれば、こうしたリスクを見越して早めに対応を考えてくれる。
事実関係を整理し、証拠を確保しつつ、逮捕・刑事事件化を防ぐ方法を考えてくれるだろう。これは自分に非があった場合も同様だ。
警察が動き出す前に専門家の助けを得ることで、最悪の事態を避けることができるのだ。

メンズエステ店とのやり取りを代わりにしてくれる

恐喝の被害に遭っている最中、相手とのやりとりを続けるのは大きなストレスだ。弁護士に依頼すれば、相手との連絡をすべて代行してもらうことができる。
「今後は弁護士を通してください」と連絡すれば、あなた自身が相手と直接やり取りする必要はなくなる。LINEやメール、電話といった連絡もすべてストップするだろう。相手がしつこく連絡を取ろうとしても、弁護士が対応すれば、それ以上の追及はできない。
精神的なストレスを軽減する意味でも、弁護士の存在は非常に心強い味方となるだろう。

スピーディに解決できる

恐喝のようなトラブルは、時間が経つほどこじれてしまうものだ。
たとえば、相手の要求が日に日に変わってきたり、こちらが対応を迷っている間に、被害届が出されてしまうケースもある。
弁護士に相談すれば、状況を正確に把握し、今どのような対応をすべきか見極め、すぐに行動に移してくれる。相手と交渉するタイミング、示談を切り出すタイミング、証拠を集める順番など、法的に正しい流れでスピーディに対応できるのだ。
実際、弊所グラディアトル法律事務所では、風俗トラブルの依頼を受けてから、平均2週間〜1ヶ月でスピード解決している。一人で悩み続けるのではなく、弁護士へ相談した方が、圧倒的に早く解決できるのだ。

法外な慰謝料・罰金をブロックできる

「慰謝料として、300万払え」などといった、根拠のない請求がされることは少なくない。こうした要求に対しても、弁護士が介入すればはっきりと拒否できる。
美人局による恐喝なら全額をブロックできるし、あなたに非があっても大幅に減額できるケースが多い。たとえば、グラディアトル法律事務所の場合、次のような実績がある。

・メンズエステの盗撮で示談金300万円を請求→40万円(260万円の減額)
・メンズエステの本番→70万円(相談者の希望額)で示談、本名バレも回避
・盗撮トラブルで300万円の請求→全額ブロック

不当な請求を跳ね返し、あなたにとって最も負担の少ない形で解決に導いてくれるのが、弁護士へ依頼する大きなメリットだ。

家族・職場バレを避けられる

相手が「家に連絡する」「会社に通報する」といった脅しをかけてくることは、美人局トラブルではよくあるパターンだ。特に、身分証の提示や、電話番号・LINEなどで個人情報を伝えてしまっている場合は、現実的にそのリスクがある。
しかし、「お金を払わなければ家族や会社にバラす」と脅す行為は、それ自体が「恐喝罪」にあたる可能性がある。これは、あなたに非があるかどうかとは関係ない。仮に正当な慰謝料請求であっても、「お金を払わなければ家族や会社にバラす」と脅す行為は違法になるのだ。

弁護士が介入すれば、この点を明確にし、「家族や職場に一切連絡しないように」と伝えることができる。また、相手に渡している個人情報(免許証・保険証・社員証など)も廃棄を要求していく。

トラブルの蒸し返しを防止できる

蒸し返しを防げるのも大きなメリットだ。
美人局のよる恐喝では、たとえ一度、示談が成立しても、それで完全に終わるとは限らない。「あれは示談金の一部だった」「まだ〇〇の金額は受け取っていない」「二次被害が発生した」などと、後から新たな要求をしてくるケースがあるからだ。

弁護士が交渉を行えば、正式な示談書を作成し、「清算条項(他には一切要求しない)」と明記した形で合意することができる。内容のしっかりとした示談書があれば、何を言われても毅然と対応できるだろう。

万が一、再度連絡が来た場合も、「弁護士から連絡する」と伝えれば、それだけで相手が引き下がることも多い。これにより、将来の蒸し返しリスクを確実に阻止できるのだ。

メンズエステの美人局・恐喝を解決できる弁護士選びのポイント

ここまで、弁護士に依頼することで得られるさまざまなメリットを紹介してきた。
だが、どんな弁護士でも良いというわけではない。美人局や恐喝といった繊細で重いトラブルを本当に解決したいのであれば、それに対応できる実力と経験をもった弁護士に依頼することが重要だ。
ここでは、信頼できる弁護士を選ぶためにチェックしておくべき3つのポイントを紹介する。

メンズエステの美人局の弁護士選び方

風俗トラブルの解決実績が豊富か

まず確認したいのは、「風俗トラブルに強い弁護士かどうか」だ。
美人局は、いわゆる「一般的な法律相談」とは異なり、風俗特有のルールや実務感覚が必要になる。たとえば、メンズエステ業界のグレーゾーン、美人局の実態、示談の落としどころなど、風俗トラブルの経験がない弁護士には判断が難しいケースも多い。

風俗トラブルの解決実績が豊富な弁護士であれば、美人局の手口を見抜きやすく、警察・裁判所への対応もスムーズに進めることができる。過去に同様の案件を多く扱っているため、どのような展開が予想されるか、どう対応すべきかを的確にアドバイスしてくれるだろう。

相談前には、ホームページなどで「風俗トラブルの取り扱い実績」が明記されているかをチェックしておこう。相談時にも、実際にどのような風俗トラブルを扱ってきたのか、成功事例などを具体的に質問してみるとよい。経験豊富な弁護士ほど、詳細な説明ができるはずだ。

サイン済みの示談書でも再交渉ができるか

サイン済みの示談書でも再交渉する交渉力があるかも重要なポイントだ。
先ほど「示談書にサインしてはダメだ」と伝えたが、実態として既にサインしてしまっているケースもあるだろう。

その場合でも、「もう覆らない」とあきらめる必要はない。脅迫的な状況で無理に書かされた場合や、内容が一方的すぎる示談書であれば、無効を主張できる余地はある。交渉力のある弁護士なら、再交渉して示談書を巻き直すために闘ってくれるだろう。
サインしてしまったことを後悔しているなら、まずは弁護士に相談し、「やり直せるかどうか」を確認してもらおう。

スピード感のある対応をしてくれるか

美人局による恐喝トラブルは、まったく予期しないタイミングで起こることが多い。
深夜・早朝・休日など、通常の弁護士が対応していない時間帯で発生することもあるだろう。そんなとき、すぐに弁護士へ連絡し、レスポンスがあるかは非常に重要なポイントだ。

法律事務所によっては、24時間365日相談受付を行っていたり、LINEやメールで迅速に状況を共有できる体制を整えているところもある。スピーディな対応は、警察への相談や証拠の確保、示談交渉といった流れを有利に進めるためにも不可欠だ。

依頼前には、事務所のホームページや口コミなどをチェックし、「夜間・土日も対応」「LINE相談可」「即日対応」といった記載があるかを必ず確認しておこう。
実際に電話してみて、対応の早さや親切さを実感できるかどうかも重要な判断材料になる。

 

メンズエステの美人局・恐喝トラブルはグラディアトルにご相談を!

風俗トラブルに強い弁護士ならグラディアトル法律事務所

メンズエステで美人局にあってしまい、「恐喝された」「家族や職場にバレそうで怖い」と不安を抱えているなら、ぜひグラディアトル法律事務所に相談して欲しい。

グラディアトル法律事務所は、風俗トラブルで500件以上の解決実績がある法律事務所だ。
これまで数多くの美人局・風俗トラブルに対応してきた。風俗トラブルに精通した弁護士が、あなたの逮捕を防ぎ、不当な請求をブロックして、最短で解決するために対応する。

特に、次のような状況にある方は、早期の相談が重要だ。

・キャストに「触った」と言いがかりをつけられ、高額な罰金を請求されている
・高額な示談書や誓約書にサインしてしまい、どうすればいいかわからない
・家族や職場にバラすと言われて支払いを迫られている
・すでに一部金を払ってしまったが、繰り返し連絡が来ている
・警察に通報されるのではと怯えているが、どう対処すればよいかわからない


グラディアトル法律事務所
では、ご相談者のプライバシーを徹底的に守りながら、スピーディな解決を最優先で目指している。
初回相談は無料だ。状況が悪化する前に、まずは一度ご相談いただきたい。

まとめ

記事のポイントをまとめよう。

1.メンズエステの美人局が急増している
メンズエステの美人局は、「触った」という言いがかりをつけて金銭を要求する悪質な手口だ。実際の事件でも、誓約書を悪用したり、セラピストが性的サービスを誘導したりして恐喝するケースが多発している。
2.美人局で恐喝されたときの対処法
まず、その場で慰謝料や罰金を支払わないこと。示談書や覚書にはサインせず、会話はスマホで録音しておこう。暴力を受けた場合は怪我の跡を撮影し診断書も取っておく。そして何より大切なのは、一人で抱え込まず、警察や弁護士に相談することだ。
3.弁護士に相談するメリット
弁護士に相談すれば、逮捕・刑事事件化を防げることに加え、店側とのやり取りを代行してもらえる。スピーディな解決が可能で、法外な示談金をブロックし、家族・職場バレを避けられる。また、正式な示談書により蒸し返しのリスクも防止できる。
4.弁護士選びは実績、交渉力、スピード対応がポイント
弁護士を選ぶときは、「風俗トラブルの解決実績」、「交渉力」、「対応のスピード感」をチェックすることが重要だ。グラディアトル法律事務所は、500件以上の風俗トラブル解決実績があり、これらの条件も全て満たしている。

以上だ。
メンズエステで美人局の被害に遭った方は、一刻も早く弁護士に相談することをお勧めする。この記事が参考になったと感じたら、ぜひグラディアトル法律事務所に連絡して欲しい。風俗トラブルのプロである我々に、ぜひお任せいただきたい。

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弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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