・デリヘル
東京・台東区でデリヘル摘発、売春防止法違反容疑で経営者ら逮捕
東京・台東区のJR鶯谷駅周辺のホテルで、女性に売春をさせ8億円以上を売り上げていたとみられるデリバリーヘルス店の経営者らが、警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、デリバリーヘルス店「◯◯◯」を経営する◯◯◯容疑者ら6人で、今月11日、台東区のホテルに23歳の女性を派遣し、60代の男性客相手に、売春をさせた疑いが持たれています。及川容疑者らは摘発を逃れるため、常連客に非公式の電話番号が書かれた会員証を渡していたということです。
警視庁は、及川容疑者らが、8億4000万円以上を売り上げていたとみて、調べています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2983044.html
・ソープ(金津園)
売春場所提供の疑い 岐阜県警、男女5人逮捕
岐阜県警組織犯罪対策課などは12日、売春防止法違反(業としての場所提供)の疑いで、岐阜市加納水野町1のソープランド「◯◯◯」と「◯◯◯」の経営者◯◯◯容疑者ら男女計5人を逮捕した。県警は同日、2つの店舗など14カ所を家宅捜索し、帳簿やパソコンなどを押収した。
逮捕容疑では、2016年10月7日から11月5日までの間、すずめの宿で、女性従業員が不特定多数の男性客を相手に売春することを知りながら、店の個室を使用させたなどとされる。県警によると、5人とも容疑を認めている。
16年4月に「2つの店で売春が行われている」という匿名通報があり、県警が内偵捜査をしていた。
2つの店があるのは、東海地方最大級のソープランド街「金津園」。金津園での県警の摘発は13年1月以来、4年ぶり。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017021390103809.html
・ソープ(吉原)
「AV女優が所属」で人気のソープ経営者らを逮捕 売春防止法違反容疑
警視庁保安課は売春防止法違反(場所提供)の疑いで、AV女優が在籍していると宣伝し、人気を集めていた東京・吉原のソープランド「◯◯◯」と「◯◯◯」の実質的経営者、◯◯◯容疑者ら4人を逮捕した。
捜査関係者によると、店のホームページに女優の名前や写真、出演作品を掲載して集客していた。約7年で計約10億2900万円の売り上げがあったとみられる。
逮捕容疑は9月11日、◯◯◯で女性従業員が不特定の客を相手に売春すると知りながら店の個室を使用させた疑い。
◯◯◯容疑者は容疑を認めているという。
売春防止法違反,性風俗店を経営する方であれば,必ず気をつけなければならない問題だ。
ただ,ソープランドについては,どこでも売春防止法違反状態で営業しているわけで,逮捕の有無は捜査機関のさじ加減としか言いようがない。
店舗ごとに運営会社を分けたとしても,風営法上の名義貸し等で摘発されてしまうおそれもあるし…。
問題は,デリヘル,ホテヘル,箱へル等の本番禁止の性風俗店だ。
「本番は禁止にしている。女の子が勝手にやっただけだ。」
と,言っても,それだけでは,今までの傾向上,不起訴や無罪の獲得は難しい。
女性キャストとの契約書や誓約書に盛り込むのみならず,本番行為があったときに,厳格な対応をして,その記録を残しておくことが必要だ。
本番強要があった際には,相手方に対して,刑事告訴や損害賠償請求等をしっかりしておくべきだろう。
私も顧問先の性風俗店のスタッフとともに管轄の警察署に同行することがある。
もちろん,女性スタッフやお店の損害回復という目的もある。
他方で,このような対応をしておくことで,この店は本番行為には厳格な対応をしているという印象を管轄の警察署に与えるという目的もある。
また,女性キャストが裏で本番をして稼いでいる(いわゆる裏っぴき)等があれば,業務委託契約の解約等,きっちりと対応すべきだろう。