メンズエステで客が逮捕される3つのケースと逮捕を回避する行動まとめ - キャバクラ・ホスト・風俗業界の顧問弁護士

キャバクラ・ホスト・風俗業界の顧問弁護士

全国対応!風俗業界に強い顧問弁護士

なんでもお気軽にお問い合わせください
03-6273-0475
トップページ弁護士コラム風俗業界について > メンズエステで客が逮捕される3つのケースと逮捕を回避する行動まとめ

メンズエステで客が逮捕される3つのケースと逮捕を回避する行動まとめ

弁護士 若林翔 2025/04/26更新

メンズエステで逮捕される3つのケースと逮捕を回避する行動まとめ

「メンズエステを利用して、逮捕されるかもしれない…」
今、あなたはこんな不安を抱えているのではないだろうか。

メンズエステでのお触りやキス、本番行為、あるいは盗撮によって、実際に逮捕されるケースは後を絶たない。特に、客側が「同意があった」と思っていたにも関わらず、後で深刻なトラブルになるケースが非常に多い。
逮捕されれば、長期の身体拘束、前科、家族や職場バレという、取り返しのつかない事態になりかねない。

この記事では、メンズエステで逮捕される具体的なケース、逮捕後の流れ、そして最も重要な逮捕を回避するための行動について、風俗トラブルのプロが徹底解説する。

逮捕を回避する行動から先に知りたい方は、7章から読み進めて欲しい。

本記事で分かること

  • メンズエステで客が逮捕される3つのケース
  • 逮捕されるタイミングと逮捕後の流れ
  • 逮捕を回避するために今すぐすべき行動

風俗トラブルに強いグラディアトル法律事務所とは

 

目次

メンズエステで客が逮捕される3つのケース

メンズエステを利用した客が逮捕されるケースは、主に3つある。
例えば、施術中にキスやお触りをする、本番行為を無理やり求める、隠しカメラで撮影するといった行為だ。
これらの行為は絶対にしてはならない。発覚すれば逮捕されるリスクが非常に高いからだ。以下でそれぞれのケースについて詳しく説明する。

メンズエステで逮捕されるケース3つ

無断でお触り・キスをした|不同意わいせつ罪

メンズエステで、キャストの体に触れたりキスをしたりすれば、「不同意わいせつ罪」で逮捕される可能性がある。これは絶対に覚えておいてほしい。

そもそも、メンズエステは基本的に「リラクゼーションサービス」である。キャストへのお触りはサービス内容に含まれていない。女性の体に触れる、服の中に手を入れる、キスをするなどの行為は、全て「不同意わいせつ」になる可能性があるのだ。

ちなみに、2023年の刑法改正によって、相手の同意がないわいせつ行為は、たとえ暴力や脅迫を用いていなくても処罰の対象となっている。したがって、相手が抵抗しなかったとしても、状況から「同意がない」と判断されれば、言い訳できない。
安易な気持ちが、逮捕という取り返しのつかない事態を招くことがあるのだ。

本番行為を強要した|不同意性交罪

メンズエステで本番行為(性交)をすると、「不同意性交罪」で逮捕される可能性がある。これも2023年の刑法改正で範囲が広がった罪である。相手の同意がない性交等は、暴力や脅迫の有無にかかわらず処罰の対象となったのだ。

ちなみに、メンズエステの本番トラブルで、キャストがはっきりと拒否しているケースは少ない。むしろ、客側は「拒否していなかった」と思い込み、キャストは「怖くて、抵抗できなかった」と主張するケースが圧倒的に多いのである。

つまり、あなたが「同意があった」と思っていても、キャストが「本当は嫌だった」と証言すれば、「同意はなかった」と判断されるリスクがあるのだ。これが、メンズエステで最も注意すべき逮捕パターンだろう。
相手の曖昧な態度を都合よく解釈して本番行為に及ぶと、不同意性交罪になりうることを、強く認識しておくべきだ。

サービス中に盗撮した|撮影罪(性的姿態等撮影等処罰法)

メンズエステの個室内で、あなたがキャストの姿を無断で撮影する行為も同様だ。
「撮影罪(性的姿態等撮影処罰法)」や「「迷惑防止条例(盗撮)」」に問われ、逮捕されるリスクがある。

スマートフォンや小型カメラなどを隠し持ち、施術中のエステティシャンの姿を撮影する行為が典型例だろう。たとえ個人的な鑑賞目的であったとしても、撮影行為そのものが犯罪となる。発覚すれば逮捕され、処罰の対象となるのだ。
自分ではバレていないと思っていても、実はキャストが気づいているケースは多い。絶対にやめて欲しい。

 

【冤罪注意】メンズエステ嬢から誘ってきても逮捕リスクはある

メンズエステでは、キャスト側から誘われたように見えても、安易に応じると逮捕されるリスクがあることを、強く警告しておきたい。
なぜなら、たとえ相手から誘ってきても、後から「同意していない」と主張され、不同意わいせつ罪や不同意性交罪に問われるケースがあるからだ。

後で「同意していない」と言われるケースがある

キャストから誘われたのに、後になって「同意していなかった」と主張されるケースは、実際に少なくない。

サービス中は積極的な態度で、むしろ相手から誘ってくるケースもあるだろう。
しかし、何らかのきっかけ(例えば、支払い金額で揉めた、店にバレた等)で相手の態度が豹変し、「無理やり行為をされた」と嘘の証言をすると、一気に逮捕リスクが生じてくる。「相手から誘ってきた」ことを証明するのは極めて困難だからだ。

証拠がなければ、警察は、被害者の訴えを元に捜査を進めていくケースが多い。
たとえあなたに非がなくても、逮捕されるリスクは否定できないのだ。「相手から誘ってきた」という事実だけでは、身の潔白を証明するのに十分とはいえない。
ちなみに、悪質な場合、そもそも金銭目的で誘ってくる「美人局」の可能性も考えられる。この点についても、以下の記事で詳しく解説したので、参考にして欲しい。

※関連コラム「メンズエステ 美人局」

同意があったことを立証する証拠の例

メンズエステで「同意の有無」が問題となった場合、証拠の有無が極めて重要だ。
同意を示す証拠としては、以下のようなものが考えられるだろう。

証拠ポイント
SNSなどのメッセージ履歴キャストとSNS等でやり取りし、行為を容認する(した)ようなメッセージが残っていれば、証拠となり得る。
会話の録音データ同意を示す会話が録音されていれば、有力な証拠になり得る。ただしプライバシーの問題もあるので、非常にリスクが高い。
金銭的なやり取りの記録通常のサービス料とは別に、特別な行為に対する対価として金銭を支払った事実が証明できれば、証拠となりうる(領収書など)。

 

しかし、これらの証拠を都合よく、かつ法的に問題なく用意することは現実的に難しい。
特に、相手に無断での録音・録画は別の問題を引き起こす可能性もあるため注意が必要である。「同意があった」ことを、自力で立証するのはほぼ不可能と考えておいたほうがよいだろう。
もしトラブルに巻き込まれてしまった場合は、これらの証拠の有効性も含め、すぐに弁護士へ相談することが賢明だ。

 

メンズエステ店が風営法違反で摘発されても客は逮捕されない

あなたが利用したメンズエステ店が、ある日突然、警察の摘発を受けたというニュースを聞いたとしても、過度に心配する必要はない。店が摘発されても、客が逮捕されることはないからだ。

風営法違反などで店が摘発される場合、主な対象は店舗の経営者やスタッフ、セラピストである。例えば、無許可営業や違法なサービス提供(本番行為の常態化など)が摘発理由だったとしても、それは店の問題であり、客として利用しただけでは罪に問われない。

中には、メンズエステを利用するとき、誓約書に電話番号などを書いた人もいるだろうが安心して欲しい。警察から電話が来る可能性はあるが、メンズエステ店に関する事情聴取目的が大半だ。客が逮捕されたり、それがきっかけで家族や会社に連絡がいく可能性は極めて低い。

ただし、これはあくまで「店の摘発」に限った話である。
もしあなたが、店内でエステティシャンに対してわいせつ行為や性交、盗撮など、個別の犯罪行為を行っていれば、当然、逮捕される可能性がある。店の摘発とは別に、あなた自身の行為が問題視されるからだ。
店の摘発と、あなた自身の犯罪行為は、全く別の問題であることを覚えておこう。

メンズエステ店の店側が風営法違反で逮捕・摘発されるケース等については、以下の記事を参照してほしい。

風営法違反で摘発されるメンズエステ店の6つ特徴と逮捕を避ける方法!

 

実際にメンズエステで客が逮捕されたケース3つ

これまで説明してきたメンズエステ利用における逮捕のリスクは、決して机上の空論ではない。実際に、利用客が逮捕される事件は後を絶たない。
報道されているものだけでも、不同意わいせつ、不同意性交、盗撮といった疑いで逮捕されたケースはいくつも存在する。実際に報道された3つの逮捕事例を紹介しよう。

メンズエステで本番逮捕事例①|不同意わいせつ

まず、キャストの体を触ってしまい、不同意わいせつとして逮捕された事例だ。
1章で説明した通り、たとえ客側が「同意があった」と主張しても、状況や被害者の証言から同意がないと判断されれば、逮捕される可能性がある。

京都府警南署は12日、不同意わいせつの疑いで、大阪府高槻市の会社員の男(29)を逮捕した。逮捕容疑は2月25日、客として訪れた京都市南区のエステ店で女性従業員(21)をマットに押し倒し、服の中に手を入れて上半身を触った疑い。「触ったが、同意をもらった上でやったこと」などと一部否認しているという。 (引用:京都新聞

この事例では、客は「同意があった」と言っているが、警察は被害者の訴えなどに基づき逮捕に踏み切っている。同意についての認識のずれが、逮捕という深刻な結果を招いたと言えるだろう。相手がはっきりと拒否しなかったとしても、不同意わいせつ罪に問われる可能性があるのである。

メンズエステで本番逮捕事例②|不同意性交

次に、メンズエステでの本番行為で逮捕に至った事例を紹介しよう。

不同意性交等の疑いで逮捕されたのは、福岡県●●市●●に住む会社経営・●●容疑者(●)です。●●容疑者は去年7月、客として訪れていた小倉北区にある男性向けエステ店で、マッサージ中に28歳の女性従業員を押し倒すなどすることにより拒否できない状態にして性的暴行を加えた疑いが持たれています。 女性従業員が警察に被害の相談したことで事件が発覚。女性従業員への事情聴取や現場の状況を調べるなどの捜査をした結果、●●容疑者の関与が浮上したということです。取り調べに対し、平田容疑者は「性交等をした覚えはありません」と容疑を否認しています。 (引用:TBS NEWS

この事例でも、客は容疑を否認している。しかし、被害者の相談により警察の捜査が開始され、逮捕にいたっているのだ。密室での出来事であるため、被害者の証言や状況証拠が重視されることを示している。

メンズエステで検挙事例|盗撮(迷惑行為防止条例)

最後に、メンズエステ店内での盗撮行為が検挙された事例を紹介する。
1章で説明したように、個室内で同意なく撮影する行為は、撮影罪や各都道府県の迷惑行為防止条例違反に該当する犯罪である。

営業許可のないメンズエステ店で女性従業員をスマートフォンで盗撮したとして、福岡県警が同県警の男性警部補(40歳代)を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで書類送検したことがわかった。県警は昨年12月14日付で減給6か月の懲戒処分とし、警部補は同日付で依願退職した。警部補は2020年8月~昨年1月、福岡市内の違法メンズエステ店で複数回、女性従業員がマッサージする様子を動画撮影した疑い。 (引用:讀賣新聞オンライン

この事件は警察官による犯行だが、メンズエステ店内での盗撮が発覚し、書類送検および懲戒処分という厳しい結果につながっている。
たとえ違法メンズエステ店であっても、盗撮が発覚すれば逮捕や書類送検、そして職を失うなどの社会的な制裁を受けることになる。

 

メンズエステで客が逮捕されるタイミングは2つ

メンズエステで逮捕されるまでの流れ

メンズエステで逮捕される場合、タイミングは大きく分けて2つある。「現行犯逮捕」「後日逮捕」だ。
どちらのタイミングで逮捕されるかは、発覚した状況によって異なる。例えば、盗撮がその場で見つかれば現行犯逮捕、サービス後に女性が警察に相談して、被害届が出されれば後日逮捕、といった具合だ。
逮捕のタイミングが異なるとはいえ、どちらも身体を拘束される点では同じである。以下で、それぞれの逮捕のタイミングについて説明しよう。

現行犯逮捕される

まず考えられるのが、「現行犯逮捕」だ。
これは、あなたが犯罪を行っているまさにその瞬間や、行為が終わった直後に逮捕されるケースを指す。

現行犯逮捕は、犯行が目の前で行われている、または行われた直後で、犯人であることが明白な場合に行われる。そのため、逮捕状(令状)は必要ない。警察官はもちろん、被害者であるキャストや店員があなたを取り押さえ、警察に通報することでも成立するのだ。

メンズエステで現行犯逮捕される具体的な状況としては、キャストへのわいせつ行為や性交を強要している最中、あるいは盗撮が見つかった直後などが考えられる。
その場で取り押さえられて110番通報されるため、言い逃れは極めて難しい。そのまま警察署へ連行され、厳しい取り調べが始まるだろう。

後日逮捕される

もう一つのタイミングが、「後日逮捕(通常逮捕)」だ。
これは、利用から時間が経ってから、警察があなたの自宅や職場などにやってきて逮捕するケースである。
メンズエステでは、後日逮捕されるケースも少なくない。サービス中は波風立てずに対応し、後日、女性が警察に被害届を出すという流れが考えられるからだ。被害届が受理されると、警察は捜査を開始し、証拠が集まり次第、逮捕状を請求する。そして、裁判官が逮捕を許可すれば、逮捕にいたることになるのだ。

そもそも、メンズエステを利用するときは、利用規約承諾書や誓約書に連絡先を記載していたり、電話番号を知られていたりするケースが大半だ。店舗の協力があれば、あなたの情報を容易に特定できるだろう。その場では何事もなく店を出たとしても、決して安心はできない。

※関連コラム「風営法違反で誰が捕まる?従業員・キャスト・客それぞれの逮捕可能性は?」 

メンズエステで客が逮捕された場合の流れ

万が一、メンズエステが原因で逮捕されてしまった場合の流れを説明しよう。大まかに言えば、次のようなイメージで進んでいく。

メンズエステで逮捕後の流れ

各段階について詳しく解説するので、しっかりと頭に入れておいてほしい。

①逮捕|警察の取調べを受ける

逮捕されたら、まず警察署に連行され、警察官による取調べを受けることになる。
法律上、警察は逮捕した被疑者(犯罪の疑いをかけられている人)を、逮捕から48時間以内に検察官に送らなければならない。そのため、この48時間という限られた時間の中で、事件について取調べが行われるのだ。
取調べで話した内容は「供述調書」という書類にまとめられ、後の裁判などで重要な証拠として使われる。
ここで絶対に知っておくべきなのは、あなたには「黙秘権」という、話したくないことは話さなくてもよい権利があるということだ。また、作成された供述調書が自分の話した内容と違うと感じた場合は、署名・押印を拒否することもできる。

できれば、このタイミングですぐに弁護士を呼んで欲しい。安易に不利な内容の調書にサインしてしまうと、覆すのはかなり難しいからだ。

②送致|検察へ送られて勾留請求される

逮捕から48時間以内に警察での取調べが終わると、事件は検察へ送られる。これを「送致」と呼ぶ。
検察官は、警察から引き継いだ捜査資料を検討し、さらにあなた自身からも話を聞いていく。そして、送致から24時間以内(逮捕から72時間以内)に、身体拘束を続ける必要があるかどうか(勾留)を判断し、必要であれば裁判官に勾留請求を行う。

ここで検察官が勾留請求しない、または勾留請求をしても裁判官がこれを認めなかった場合、あなたは釈放される。しかし、裁判官が「勾留はやむを得ない」と判断すれば、原則としてさらに10日間、身体拘束が続くことになるのだ。

③勾留|最長20日間拘束される

裁判官が勾留を決定すると、原則としてまず10日間、あなたの身体拘束は続くことになる。さらに検察官が必要と判断し、裁判官が認めれば、10日間延長され、逮捕から起算すると最長で23日間も拘束される可能性があるのだ。

勾留期間中は、外部との連絡や面会も厳しく制限される(弁護士は除く)。
これだけ長期間、理由なく会社や学校を休めば、あなたがメンズエステで逮捕されたことが、会社や学校にバレる可能性が極めて高くなるだろう。解雇や退学といった深刻な事態にもなりかねない。だからこそ、この勾留をできる限り阻止しなければいけない。

勾留を防ぐには、逮捕前・あるいは逮捕後すぐにメンズエステの女性と示談したり、勾留を防ぐための弁護活動(意見書の提出、勾留決定に対する不服申し立てなど)が必要だ。

④起訴|正式起訴・略式起訴・不起訴

勾留期間が終わるまでに、検察官が、あなたを刑事裁判にかけるかどうか、つまり起訴するかどうかの最終的な判断を下す。

捜査の結果、「裁判で有罪にできる」と検察官が判断すれば起訴される。
一方、「証拠が足りない」「示談が成立しているので、刑事処分にかける必要がない」などの事情があれば、「不起訴処分」となる。不起訴になれば、刑事裁判は開かれない。前科がつくこともなく、事件はそこで完全に終了する。

したがって、逮捕された場合に目指すべき最大の目標は、この「不起訴処分」を獲得することだ。そのためには、示談交渉を進めるなど、検察官に「起訴するまでもない」と判断させるための弁護活動が極めて重要となる。

 

メンズエステで逮捕を避けるならすぐに弁護士へ相談するべき

ここまで、メンズエステ利用における様々な逮捕リスクとその後の流れについて解説してきた。では、そうした最悪の事態を回避するためには、どうすればよいのだろうか。
結論から言えば、キャストとトラブルになった時点で、すぐに弁護士に相談することが最も重要だ。特に、少しでもあなたに非があるなら、絶対に放置してはならない。
風俗トラブルの解決に特化した弁護士であれば、より的確で迅速な解決が期待できるだろう。以下で、弁護士に相談する具体的なメリットを解説する。

メンズエステで逮捕されたとき弁護士へ相談するメリット

示談交渉によって逮捕を阻止できる

弁護士に依頼する最大のメリットは、キャストとの示談交渉を全て任せられる点だ。そして、示談の成立は、逮捕や起訴を阻止する上で極めて大きな効果を発揮する

警察は、当事者間で示談が成立し、被害者が処罰を望まない意思を示している場合、逮捕しない可能性が高い。
また、万が一逮捕されてしまっても、検察官が起訴・不起訴を判断する際に、示談の成立は非常に有利な事情として考慮される。不起訴処分となる可能性が大幅に高まるだろう。

ただし、あなたが1人でメンズエステ店やキャストと示談交渉をすることは絶対に避けて欲しい店側が、「あなたが、無理やり本番を迫ったこと」を認めさせるために暴力や脅迫してくる可能性も十分に考えられるからだ。
あなたに非がある場合はもちろん、全く非がなかったとしても、示談交渉は弁護士に任せることを強く推奨したい。

 

法外な示談金や罰金はブロックできる

メンズエステ店によっては、あなたの弱みにつけ込んで相場からかけ離れた法外な示談金を要求してくるケースも存在する。しかし弁護士に依頼すれば、こうした不当に高額な示談金の要求をブロックできる。
たとえば、弊所グラディアトル法律事務所の示談金減額実績(一部)は次のとおりだ。

・請求金額250万→50万円に減額
・請求金額100万→5万円に減額
・請求金額400万→0円に減額(全額ブロック)
・請求金額500万→40万円に減額 他多数

風俗トラブルに精通した弁護士であれば、業界特有の慣習や示談金相場も踏まえた上で、粘り強く交渉してくれるだろう。法外な示談金を請求されたら、風俗トラブルに真っ向から戦える弁護士に相談して欲しい。

 

家族や職場バレも防げる

「家族や会社にバレたらどうしよう…」これは、メンズエステでトラブルになった人が最も恐れることの一つだろう。弁護士に早期に相談・依頼することは、この最悪の事態を防ぐためにも極めて有効だ。

まず安心してほしいが、お店や警察から、すぐにあなたの家族や職場に連絡がいくケースは、実はそれほど多くない。家族、職場バレするケースの大半は、相手からの連絡を放置したり、示談交渉で揉めたり、被害届を出されて警察に逮捕されたことが原因だからだ。

したがって、すぐに弁護士に相談し、示談を成立させるなどして事件化を防げれば、家族や会社に知られるリスクは極めて低くなる。また、万が一お店や警察から連絡があった場合でも、弁護士があなたの代理人として窓口になることができる。
また、事件のことを口外しないことを相手に約束させる「秘密保持条項」を示談書に盛り込むことも可能だ。何としても周囲にバレずに解決したいと強く願うなら、ぜひ弁護士を頼ってほしい。

 

スピード解決できる

スピード解決できることも、弁護士に相談する大きなメリットだ。
例えば、弊所グラディアトルの場合、依頼されてからの最短解決時間は当日中、平均でも2週間から1ヶ月程度でのスピード解決を実現している。
メンズエステでトラブルになると、多くの方がその事件のことで頭がいっぱいになってしまうだろう。いつ警察やお店から連絡が来るかという不安に苛まれ、仕事が手につかなくなる人も多いはずだ。このような精神的負担は計り知れないものがある。

だからこそ、事件を迅速に解決し、一日も早く安心を取り戻すことが重要なのだ。弊所では、24時間365日相談受付を行っている。いつでも気軽に連絡して欲しい。

※関連コラム「逮捕回避率100%・逮捕者0人の実績!風俗トラブルに強いグラディアトル法律事務所とは」

【グラディアトルの解決事例】メンズエステの本番トラブル!警察の通報を阻止して示談を成立

メンズエステの逮捕事件解決事例

最後に、当事務所グラディアトルが解決した、メンズエステの本番トラブルを紹介する。

今回紹介するのは、栃木県の男性から依頼を受けた事件だ。
依頼者は、ホテル派遣型メンズエステを利用した際、流れで本番行為に及んでしまった。そして翌日、お店から「本番強要について警察への相談も考えている」と電話があり、当事務所に相談にきてくれた。

男性の強い希望は

①本名や顔を知られずに解決したい
②家族・職場には絶対にバレたくない
③逮捕は避けたい

 

というものであった。

依頼を受けた当事務所の弁護士は、直ちに代理人としてお店へ連絡した。
店側は、当初「警察に行くからフルネームと住所を教えろ」と強硬だったが、弁護士が介入したことを伝えると態度を軟化させた。

その後、弁護士が相談者の代わりに矢面にたって、お店の代表者・キャストの女性との三者面談を実施。粘り強く示談交渉し、相談者の希望提示額である70万円で合意を取り付けることに成功した。

結果として、示談書は相談者が店で使っていた偽名のまま締結。
本名や住所を知られることなく、もちろん逮捕や家族・職場バレも回避し、迅速に解決することができた。早期にご相談、ご依頼いただけたことが、この最良の結果につながったと言えるだろう。

 

まとめ

記事のポイントをまとめよう。

1. メンズエステでの逮捕リスクは現実にある
同意のないお触りやキス(不同意わいせつ罪)、本番行為(不同意性交罪)、盗撮(撮影罪など)は逮捕される可能性が高い。キャストから誘われたように見えても、後で「同意していない」と言われ逮捕されるリスクがある。

2. 「同意があった」と思っているケースが最も危ない
逮捕されるかの判断では「同意の有無」が重要。しかし、客側の「拒否されなかった=同意があった」という認識は通用しないことが多い。同意があったことの立証は極めて困難である。

3. メンズエステで逮捕後の流れ
逮捕されると、警察の取調べ、検察への送致、そして勾留(最長20日間)と、最大23日間身体拘束される可能性がある。勾留が長引けば、家族や職場にバレるリスクが格段に高まる。

4. トラブルになったら、すぐに弁護士への相談が鉄則
逮捕される最悪の事態を回避するためには、トラブル発生後、一刻も早く弁護士に相談することが最も重要である。あなたに「非がある・非がない」に関わらず、絶対に放置してはいけない。

以上だ。
メンズエステの逮捕が不安な方は、一刻も早く弁護士に相談して欲しい。早期の対応が、その後の人生を大きく左右する。
この記事が参考になったと感じたら、ぜひグラディアトル法律事務所に連絡して欲しい。我々グラディアトルの弁護士陣は、あなたの味方だ。いつでもあなたのご依頼を、お待ちしている。

風俗トラブルに強い弁護士ならグラディアトル法律事務所

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

カテゴリ一覧

新着記事

トラブル解決は、500件以上の実績ある
風俗業界専門弁護士におまかせください!

相談料無料(※)
0円

キャバクラ・ホスト・風俗業界に強い税理士、行政書士、 経営コンサルタント、探偵と連携し、ワンストップで問題を解決します。
※弊所相談規定に照らして、無料相談をお受けいたしかねることもございますので、ご了承ください。

どんな些細な質問でも構いませんのでお気軽にご相談ください。
プロフェッショナルが誠心誠意お答えします。
ただいまお電話が繋がりやすいです
03-6273-0475
営業時間 10:00〜20:00
電話でお問い合わせ フォーム