不同意性交等罪は今すぐ弁護士に依頼するべき!選び方と費用も解説

不同意性交等罪は今すぐ弁護士に依頼するべき!選び方と費用も解説
弁護士 若林翔
2024年11月01日更新

「不同意性交で、被害届を出されるかもしれない」

「家族が逮捕された…弁護士を呼びたいけど費用はどのくらい?」

「どんな弁護士を選べばいいか分からない」

突然、不同意性交だと言われてしまい、どうして良いか分からず本記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

弁護士に相談した方が良い…それは分かっているものの、

・どんな弁護士を選べば良いのか?

・費用はどの程度かかるのか?

・どのタイミングで弁護士に連絡するべきなのか?

・そもそも弁護士に依頼すれば、解決するのか?

多くの不安で、行動に移せないという方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、不同意性交だと言われたのであれば「今すぐ」弁護士に連絡して、相談するべきです。

不同意性交等罪を今すぐ弁護士に依頼するべき理由

迷っている時間はありません。

最初の対応が遅くなるほど、事態が深刻化し、大きな問題に発展する可能性が高くなります。

本記事では、次の点を取り上げました。

◉この記事を読んで分かること
・不同意性交で今すぐ弁護士に依頼するべき理由
・早期の依頼によって、解決した事例
・不同意性交で選ぶべき弁護士のポイント
・弁護士の費用相場

不同意性交事件を解決して、平和な日常を取り戻すために、是非ご一読ください。

不同意性交等罪を今すぐ弁護士に依頼するべき4つの理由

あなたや、大切なご家族が不同意性交事件に巻き込まれているのなら、迷っている時間はありません。「今すぐ」に不同意性交事件に強い弁護士を探して、依頼するべきです。

不同意性交等罪を今すぐ弁護士に依頼するべき理由

事件から時間が経つほど、状況はどんどん悪化していきます。

例えば、まだ相手が被害届を出していないなら、交渉だけで解決できるケースは珍しくありません。しかし、一旦逮捕されると、どれだけ早くても釈放までに「24時間〜48時間」はかかってしまいます。

今すぐ弁護士に依頼すれば、そもそも刑事事件になることを阻止できたり、逮捕や前科を回避できる可能性が高くなるのです。

それぞれの理由について、さらに詳しく説明します。

被害届の提出を防げる可能性がある

弁護士に早期に依頼することで、被害届の提出を防げる可能性があります。

不同意性交等罪は、被害者が被害届を出すことで、警察が事件を認知するケースがほとんどです。

そのため、弁護士が迅速に被害者と交渉し、示談が成立すれば、そもそも事件化を阻止できる可能性が高いのです。そうすると、突然自宅や職場へ警察がやって来たり、逮捕されたりする心配もなくなります。

日常へ生じる影響や、精神的・金銭的な負担を考えても、最良の解決策だと言えるでしょう。

早期釈放・不起訴処分が期待できる

仮に逮捕されてしまっても、釈放を早められる可能性が高まります。

弁護士が早期に介入していれば、あなたやご家族を守るために、あらゆる方面から弁護活動を進めていけるからです。

逮捕後に、弁護士ができること
・被害者とのスムーズな示談成立
・被害届を取り下げてもらうための交渉
・身元引受人の確保
・逃亡や証拠隠滅の恐れが無いことの説明
・勾留の回避・裁判所への意見書提出 など

不同意性交等罪は被害者がいる犯罪です。そのため、被害者の心情が警察・検察に大きな影響を与えるのです。

示談が成立したことが、警察・検察に伝われば、その時点で釈放されたり、不起訴処分となる可能性は高くなるでしょう。不起訴になれば、前科が付くことも避けられます。

ご家族のもとに接見に行って、状況を確認できる

もしも、あなたのご家族が逮捕されているのなら、直接会って助けになれるのは、弁護士だけです。たとえ、ご両親であっても、逮捕直後に面会することはできません。

弁護士であれば、ご家族のもとに接見に行き、事件の詳しい状況を確認することができます。

・どのような状況で逮捕に至ったのか

・被害者とはどのような関係性なのか

・ご家族が「合意があった」と思っているのではないか

・実刑になる可能性はあるのか など

不同意性交等罪は、被害者が後から「同意がなかった」と主張するだけでも逮捕される可能性がある犯罪です。よくよく聞いてみると、実はご家族は「合意があった」と認識しているケースも珍しくありません。

たとえ冤罪であっても、「そうだったかもしれない…」と一度認めると、それが証拠として扱われてしまいます。覆すのはかなり難しくなるでしょう。

ご家族が不利な証言をする前に、弁護士が駆けつけて、状況を確認することが必要です。

冤罪や美人局にも対応できる

不同意性交等罪は、様々な場面でトラブルに発展しやすい犯罪です。

出会い系アプリでのトラブル、お酒の勢いやワンナイトで後から同意がなかったと言われるケース、「美人局」のように性行為後に夫を名乗る男性が現れて金銭を要求してくるケースなど様々です。

明示的な同意がないことでトラブルになることはもちろん、そもそも金銭目的で近づいてくるケースもゼロではありません。警察沙汰にならなくても、職場などに連絡が行くと、深刻な問題に発展してしまうでしょう。

弁護士に依頼すれば、こういった冤罪や美人局のトラブルにも対処できます。

「おかしいな」と感じたら、一人で抱え込むのではなく、すぐに弁護士に相談して正しい対応を取りましょう。

【グラディアトル法律事務所の解決事例】弁護士への早期依頼で逮捕を阻止・不起訴処分に!

ここまでの内容で、あなたが今すぐ弁護士に依頼するべき理由をお伝えしました。

次に、事件後、グラディアトル法律事務所の弁護士がすぐに相談を受けたことで、逮捕を阻止・不起訴を獲得できた解決事例をご紹介します。

・風俗で本番強要|被害届が出されるも、示談が成立して不起訴になった事例

・マッチングアプリで未成年と不同意性交。逮捕を避けて不起訴になった事例

いずれも、不同意性交事件で、不起訴処分を勝ち取ることができた実際の事例です。

事件後すぐに弁護士にご相談いただけることがポイントとなって、最短で事件を解決することができました。

それぞれの内容を、詳しく見ていきましょう。

不同意性交等罪を弁護士に依頼して解決した事例

風俗での本番強要|不同意性交で被害届が出されるも示談で不起訴

最初に紹介するのは、風俗店で本番行為を強要し、不同意性交等罪で被害届を出されてしまった事案です。

【依頼者/30代会社員男性】

【ご相談の経緯】
軽くお酒を飲んだ後、宿泊中のホテルにデリヘルを呼んだご相談者様。

翌朝、スマホを見ると、昨晩利用した店舗から何十件も着信が来ていました。すぐにかけ直すと、ご依頼者様がキャストに本番行為を強要したことが発覚したため、被害届を出すと言われてしまいます。ご依頼者様も、酔っていたこともあり、プレイ中の記憶は曖昧な状態とのこと。

そして、数時間後、ご依頼者が宿泊していたホテルに3〜4人の警察官がやってきて、事情聴取。その場で逮捕されることはありませんでしたが、一人では解決できないと考えたご依頼者様から、性犯罪事件に強い弊所にご相談をいただきました。


【当事務所の対応】
「とにかく早く事件を解決したい」と希望されていたため、被害届を取り下げてもらう方針で進めることに。

そこで、すぐに弁護士から、警察・店舗・被害者女性に連絡するも、示談を拒否されてしまいます。理由は「ご依頼者様が本番行為を認めていないことが許せないから」とのこと。

相手方の方の話を聞いていくうちに、ご依頼者様も、本番行為をしてしまった事実を認め始めます。そこで弁護士は、相手と繰り返し連絡し、ご依頼者様が反省していることを粘り強く伝え続けました。

次第に、相手の態度も変わってきて、示談に応じる姿勢を見せ始めます。ご依頼者も、示談金を支払うつもりだったため、支払い可能な範囲で示談金を交渉しました。

結果、80万円の示談金で示談が成立。
不同意性交等罪は不起訴になり、スピード解決が実現しました。

上記の事例で、スピード解決を実現できたポイントは、次の2つです。

・ご依頼者様が、直接お店に連絡しておらず、問題が複雑化していなかった

・事件後、すぐに連絡をしていただけた

不同意性交事件では、ご本人が自分で交渉してしまうと、かえって問題が複雑化し、解決が難航してしまいます。かといって放置していると、逮捕・起訴される可能性が高くなります。

本件のように、事件後すぐに弁護士にご依頼いただくことで、事件をスムーズに解決できるのです。

※関連コラム

【風俗本番事例】不同意性交等罪で被害届が出されるも示談で不起訴に

マッチングアプリでの不同意性交|逮捕を避けて不起訴になった事例

次にご紹介するのは、マッチングアプリで未成年と肉体関係を持ってしまい、不同意性交等罪が成立した事案です。

【依頼者/40代既婚男性】

【ご相談の経緯】
出会い系アプリで、自称13歳の女性と仲良くなり、会う約束をしたご依頼者さま。

当日、女性が16歳未満である可能性を認識しながらも、ラブホテルで肉体関係を持ってしまいます。
女性も肉体関係を持ったことを責める様子はなく、そのまま連絡を取り続けていました。

しかし、ある日突然、女性の態度が一変。被害届を出すと言われてしまいます。
女性が説得に応じる様子も無かったため、ご依頼者さまは自首をしたいと考えて、弊所にご相談をいただきました。


【当事務所の対応】
女性が16歳未満の場合、相手の了承があっても不同意性交等罪は成立してしまいます。
そこで、弁護士が自首に同行することをご提案しました。

事前に警察に連絡し、当日も警察まで同行した結果、無事に自首が成立。

その後も、こまめなやり取りを続けて、ご依頼者様の精神面のサポートを続けました。
本件で、ご依頼者がもっとも不安に思われていたのが、「ご家族や職場の方に事件のことがバレてしまうのではないか」という点です。
そこで、弁護士から警察に説明し、万が一ご家族に連絡する場合、先にご依頼者に連絡してもらうようにお願いしました。

その後も警察の捜査は続いたものの、被害者が事件化を望まなかったため、事件は終結。

逮捕、起訴されることはなく、ご家族や職場に事件がバレることもありませんでした。

上記の事例で、ご依頼者様の望まれる形で事件を解決できたポイントは、次の3つです。

・事件後すぐに、弁護士にご相談していただけた

・自首することにより、逃亡や罪証隠滅の可能性が低いとして、逮捕を回避できた

・自首する前後に、弁護士が適切な対応をサポートできた

本件のように、不同意性交等罪の成立に疑いの余地がない場合でも、早期の対応で、逮捕・起訴を回避することができます。

もしも対応が遅れて、自首が成立しなければ、逮捕・起訴を回避することはできなかったかもしれません。

不同意性交事件を起こしてしまったら、できる限り早く弁護士に相談して、必要な行動を起こしましょう。

※関連コラム

不同意性交等罪|弁護士が自首に同行し逮捕を避け不起訴になった事例

不同意性交等罪で選ぶべき弁護士の選び方

不同意性交等罪に巻き込まれたら、早期に弁護士に依頼することが重要です。

しかし、弁護士であれば誰でも良いわけではありません。

医師に「内科・外科」などの診療科があるのと同様に、弁護士にも得意分野があるからです。

具体的には、次の3つのポイントを押さえることが必要です。

不同意性交等罪の弁護士選びの3つのポイント

性犯罪の解決実績をチェックする

1つ目のポイントは、性犯罪の解決実績です。

実際に事件を解決した実績こそが、実力のある弁護士だという証明になるからです。

実績をチェックする際は、解決事例までしっかりと読むことが大切です。

・どういった種類の事件を多く取り扱っているのか

・解決するためにどのような弁護活動を行ったのか

・前科や余罪があるなど、難しいケースでも問題なく解決しているのか

・依頼者に寄り添った対応をしているか

上記のようなポイントを、解決事例からチェックしましょう。

HPに掲載されている数字だけでなく、具体的な解決実績の内容が分かるほど、信頼できる可能性が高くなります。

依頼から対応までのスピード感を確認する

2つ目のポイントは、依頼から対応までのスピード感です。

事件後の対応が早いほど、事件を解決できる可能性が高くなるからです。

事件から時間が経つほど、あらゆるリスクが上がっていきます。

・逮捕されるリスク

・身柄拘束の期間が長期化するリスク

・起訴され、懲役になるリスク など

不同意性交事件に強い弁護士の中には、24時間365日相談受付を行っていたり、最短で即日対応できる弁護士もいます。

依頼から対応までのスピード感は、必ずチェックしましょう。

国選弁護人ではなく、私選弁護人を選ぶ

3つ目のポイントは、「私選弁護人」を選ぶことです。

刑事事件では「私選弁護人」の他に、「国選弁護人」や「当番弁護士」という制度が用意されています。

一定の条件を満たせば無料で利用できますが、次のような注意点があることも知っておきましょう

・性犯罪の経験が無い弁護士が来ることがある

・刑事事件が得意とは限らない(民事事件をメインにしている場合もある)

・対応まで時間がかかることがある・無料なのは、1回目の面会だけ(当番弁護士の場合)

・勾留決定後でないと依頼できない(国選弁護人の場合)

不同意性交事件の結果は、弁護士によって大きく変わってきます。

経験の浅い弁護士に依頼するのは、例えるなら、手術の経験がないドクターに手術してもらうようなものです。

本気で不同意性交事件を解決したいなら、あなたが選ぶべきは「私選弁護人」一択と言えるでしょう。

相場はどのくらい?不同意性交等罪の弁護士費用

ここまで、不同意性交事件を解決するなら、私選弁護人を選ぶべきだと説明しました。

そこで、多くの方が気になるのが、私選弁護人に依頼した場合の費用相場ではないでしょうか。

依頼する弁護士やタイミングによっても異なりますが、概ね60万〜150万程度を目安にしておくと良いでしょう。

【私選弁護人の費用の内訳】

項目金額
相談料0円〜5000円
着手金30万円〜
報酬金30万円〜
接見日当5万円/回
実費交通費、宿泊費など
合計60万〜150万

ただし、上記はあくまでも目安です。

実際には、弁護士の経験や事件の内容、依頼を受けたタイミング(逮捕されているか、起訴されているか)等によって大きく変わってきます。

詳細な金額が知りたい方は、直接連絡してみましょう。

不同意性交等で事件に巻き込まれたら、グラディアトルへご相談ください

あなたが、不同意性交事件に強い弁護士を探しているのなら、性犯罪に強い「グラディアトル法律事務所」へご相談ください。

私たちが当事務所を強くおすすめするのは、次の3つの理由があるからです。

・性犯罪に強く、数多くの事件を解決した実績が豊富

・24時間365日スピーディに対応可能

・初回の相談が無料

それぞれの理由について、さらに詳しく説明していきます。

性犯罪に強く、数多くの事件を解決した実績が豊富

私たちは、性犯罪事件に強く、難しい不同意性交の事件も数多く取り扱ってきました。

「不同意性交等罪」はもちろん、「出会い系でのトラブル」「未成年淫行」「風俗本番トラブル」「痴漢(強制わいせつ)」など、性犯罪の解決実績は多岐にわたります。

・ナンパした女性をラブホテルに連れ込み不同意性交等罪で逮捕|示談が成立して、執行猶予を獲得。実刑を回避した事例

痴漢・強制わいせつ(不同意わいせつ)致傷罪で逮捕|示談成立で執行猶予となった事例

メンズエステ(性感マッサージ)での風俗トラブル!本番トラブルで警察への通報を防ぎ、相手方に本名を秘したまま示談をまとめた事例 など

難しい示談交渉を成立させてきただけではありません。

「とにかく早く解決したい」

「家族や職場にバレたくない」

「本名は知られたくない」

といったご要望もお聞きして、可能な限りご依頼様の望む未来に近づけるように闘ってきました。

数多くの事件を通じて身につけたノウハウをもとに、あなたやご家族を守るため、グラディアトルが闘います。

24時間365日スピーディに対応可能

当事務所は、少しでも早くあなたの元に駆けつけるため、24時間365日相談受付可能な体制を整えています。

実際、過去には痴漢で逮捕された方のご家族からご依頼をいただき、お電話から2時間後に被疑者の元に駆けつけたケースもあるほどです。

繰り返しお伝えしていますが、不同意性交等事件では、事件から時間が経つほど、あらゆるリスクが跳ね上がっていきます。

事件を最短で解決するには、1分1秒でも早く、被疑者の元に駆けつけなければなりません。もしも今、あなたが不同意性交事件に巻き込まれているなら、深夜・休日であっても構いません。ためらわずに連絡してください。

すぐに私たちが駆けつけて、事件を解決するために弁護活動をスタートします。

初回相談が無料

当事務所では、初回相談を無料でお受けしております。

「弁護士に依頼したいけど、費用が心配」

「事件のことで、頭がいっぱいで何も手につかない」

「逮捕されたらと考えると、不安で仕方がない」

こういったご相談だけでも構いません。専門家のアドバイスを受けるだけで、胸のつかえが取れるケースもあるでしょう。

まずは一度お話をお聞かせください。

あなたや、あなたのご家族を守るため、私たちができる限りの対応をさせていただきます。

まとめ

最後に、今回の記事のポイントをまとめます。

・不同意性交等罪で、今すぐ弁護士に依頼するべき理由は4つ

・被害届の提出を阻止できる
・早期釈放、不起訴処分が期待できる
・接見に行き、逮捕されたご家族の状況を確認できる
・冤罪や美人局などのトラブルにも対応できる

・不同意性交等罪の弁護士選びのポイントは3つ

・性犯罪事件を解決した実績が豊富な弁護士を選ぶ
・依頼から対応までのスピード感を確認する
・国選弁護人ではなく、私選弁護人を選ぶ

・私選弁護人に依頼した場合の費用は60万〜150万が目安

以上です。

不同意性交事件を起こしてしまった方は、この記事を読み終わったら、すぐに弁護士に相談して、必要な行動を起こしましょう。

一刻も早く、不同意性交事件に強い弁護士が見つかり、事件が解決することを願っています。この記事が役に立った、参考になったと感じましたら、是非グラディアトル法律事務所にもご相談ください。

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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