【暴行罪で逮捕事例】弁護士の意見書により翌日に釈放・不起訴になった事例

弁護士 若林翔
2024年04月03日更新

今回は、グラディアトル法律事務所の弁護士が担当した暴行罪の逮捕事例について紹介します。

飲食店で喧嘩をして暴行罪で逮捕されるも、弁護士が即日動き、示談成立の見通しをたて、勤務先の社長に身柄引受書を書いてもらい、逮捕翌日に釈放することができました。

また、示談が成立し、不起訴処分となりました。

 

飲食店で喧嘩をして暴行罪で逮捕

ご依頼者様は飲食店勤務の30代男性です。

ご依頼者様は、ご友人数人と飲食店へ行きました。そこでお酒を飲み、酔った友人が喧嘩を始めてしまいました。ご依頼者様は、はじめは見ていただけでしたが、喧嘩に巻き込まれてしまい、ご友人と口論になってしまいます。そして、興奮したご依頼者様が相手のご友人を殴ってしまいました

喧嘩を止めるために来ていた警察官に、その場で、暴行罪の現行犯で逮捕されました。

刑事事件を多数取り扱っている弊所にご相談いただきました。

弁護士の即日接見・意見書作成・示談交渉

弁護士はすぐに接見に行き、ご依頼者様のお話を伺いました。

身柄を拘束されると、家族や友人等と連絡が取れない状況になってしまいます。ご依頼者様は交際相手の女性に連絡をとることができず、女性が心配されていないか不安に感じられていました。そこで、すぐに弁護士が女性に連絡をとり、ご依頼者様の状況を説明しました。

また、すぐに意見書を作成し、勾留という長期間の身柄拘束をしないように求めました。ご依頼者様の勤務先の社長に連絡して、身柄引受人として署名をしてもらい、身柄引受書も提出しました。

同時に、被害者の方と連絡をとり、示談交渉を進めていきました。

 

結果:逮捕翌日の釈放・示談成立・不起訴処分

弁護士が示談交渉、勤務先の社長の身柄引受書の確保、意見書の提出など、早急に動いた結果、ご依頼者様は、逮捕翌日に留置されていた警察署から釈放されました。

また、示談交渉の結果、被害者の方が示談に応じてくださり、示談が成立し、不起訴処分となりました。

解決のポイント|暴行罪で逮捕されたら早期対応・示談が重要!

今回の事件では、逮捕後すぐに弁護士が接見に行き、示談交渉、勤務先の社長の身柄引受書の確保、意見書の提出など、迅速な対応ができたことにより、早期釈放、不起訴処分の獲得へとつながりました。

身柄引受書は、逮捕された方が逃亡したり証拠を隠してしまわないように見守ってくれる人がいるということを示すことができます。そのため、釈放を求める際に身柄引受書を出すことは重要です。また、ご依頼者様に関係が深く、信頼できる方の署名が必要となるため、早期に弁護士を通じて関係者に連絡をとることが大切です。

今回の事件では、早い段階でご依頼者様の関係者に連絡することができ、信頼できる方の身柄引受書を作成することができました。

また、暴行罪で逮捕された場合に、早期釈放や不起訴処分を目指すためには、示談が重要です。

今回の事件では、早い段階で被害者の方にも連絡をとって示談交渉進めることで、すぐに示談が成立し、短い拘束期間で釈放となりました。

身柄拘束は長期に及ぶこともあるため、早急に弁護士に相談し、解決に向けて動くことが大切です。

今回の暴行罪等、刑事事件を起こしてしまった方は、お早めにご相談下さい。

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。 東京弁護士会所属(登録番号:50133) 男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。

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