41歳の福祉施設職員が電話「マジでぶっ殺すぞ」元妻の連れ子”男子中学生”脅され通報→脅迫の疑いで逮捕

ニュース内容

2020年2月17日午後5時30分ごろ、北海道札幌市東区の10代の男子中学生に携帯電話で「マジでぶっ殺すぞ」などと脅したとして、札幌市東区に住む福祉施設職員の男(41)が脅迫の疑いで逮捕されました。

男子中学生は、男の元妻の連れ子で、以前、同居していたということです。

警察によりますと、男が男子中学生にプレゼントをするという話の中で、意見の食い違いがあり、脅したとみられていて、男子中学生が「怖くなった」と警察に通報しました。

男子中学生は「男との関係がうまくいかず、別居後は接触を避けていた」などと話しているということです。

調べに男は「間違いありません」などと容疑を認めています。

2020年2月18日21:55 北海道ニュースUHB

弁護士からのコメント

今回のニュースは、携帯電話で「マジでぶっ殺すぞ」などと脅したとして、脅迫の疑いで逮捕されたというものです。

ニュース内容によると、意見の食い違いから脅したとみられていますが、このように感情の高ぶりから一時的に発言された脅し文句であっても、脅迫罪になる可能性はあります。

ですので、たとえば喧嘩など一時的な脅迫であったとしても、恐怖に感じたのであれば脅迫被害に遭ったとして警察や弁護士に相談すべきといえます。
いったん脅迫が終わったからといって何もせずにいると、再度脅迫が行われたり、恐喝や強要などのよりひどい行為にエスカレートする危険性もあります。

最後に、脅迫被害に遭っているかもと思った際には、自力で解決しようとせず遠慮なく当事務所にご相談ください。

Bio

弁護士 若林翔

弁護士法人グラディアトル法律事務所代表弁護士。
男女トラブルや詐欺、消費者被害、誹謗中傷など多岐にわたる分野を手掛けるとともに、顧問弁護士として風俗やキャバクラ、ホストクラブなど、ナイトビジネスの健全化に助力している。